家の周りで銃撃戦が始まった!? [南の島の暮らし]
メリークリスマス!皆様はどのようにクリスマスをお過ごしですか?
日本では恋人と過ごしたり、パーティで飲んだくれ、プレゼントを交換するという単なるイベントになってしまっているクリスマスですが、本来はキリストの生誕を祝うカトリックでは大切な、厳粛な行事です。私は日本にいながら両親ともカトリックの家庭で育ったという珍しいケースなので、当家の場合クリスマスは家族そろって教会へ行き、祈りを捧げて静かに過ごすのが当たり前でした。でもこの「カトリック」のせいで小さい頃はクラスメイトの何人かの親御さんが「アーメンさんとは付き合うな」と子供に言い、その子たちからことあるごとに苛められた想い出があります。それなのにクリスマスになるとその子たちの家にはクリスマスツリーがあり、親はクリスマスケーキやプレゼントを用意して、クリスマスイブにはパーティをするという光景にかなりの反発を感じていました。セブにいる現在、仏教徒が多くを占める国といわれながらも本当は殆ど無宗教に近い日本人がクリスマスやバレンタインズデーをここぞとばかりにスイートなイベントに仕立て上げ、NHKの国際放送で日本のクリスマスのイルミネーションを見ていると「なんだかね~」と違和感を感じてしまいます。
セブに来てからはカトリックの多いお国柄、クリスマスに対して日本ほど違和感を感じなくはなりましたが、それでも毎年24日から25日に日付の変わる時刻あたりに一斉に爆竹を家の周りで鳴らされるのには14回も同じことを繰り返して経験しているにもかかわらず、いっこうに慣れる事が出来ません。もともと大きな音が苦手な私、運動会のかけっこではスターターの音にびくびくしていていつも出遅れてしまうほどのビビリやでしたから家でひたすらブランケットを被って、時間が過ぎ去るのを待ちます。
この音のすごさといったら、家の周り360度を突然テロリスト達数百人に囲まれて、機関銃やバズーカ砲を含む銃オンパレードで一斉射撃が始まったと考えていただければどんなに凄まじいかお分かりいただけると思います。
もちろん、戦争ではありませんから音さえ我慢すれば明け方には落ち着きますが、毎年この時間になると「内戦の続いている地域では毎日こんなに大変な思いをしているのだろうか」と考えてしまい、クリスマスイブがちょっぴり悲しいものになったりします。
この「銃撃戦」もどきは大晦日にも行われます。1週間後が憂鬱です。
以前のブログ:南の島のせしりあ日記
お久しぶりです。覚えているかなあ。もう何年前になるか、昔2年連続でインドネシアから正月をフィリピンで過ごすときにお世話になったしのチャンです。
先週セシリアのブログを見つけました。写真をみて全然変わっていないのにびっくりしました。(僕は更に太ってしまいました。。。)
今日の記事で、遊びに行ったときの大晦日の爆竹騒ぎを懐かしく思い出しました。用事で外に出ないといけないこともあるとだろうけど気をつけてね。
by しのちゃん (2005-12-25 13:23)
しのちゃん、お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
まだジャカルタにいらっしゃるんでしょうか?それとももう日本?
ダイビングは続けていますか?機会があったら是非セブに遊びにいらしてくださいね。よかったら連絡先教えてください。メール待ってます!
by せしりあ (2006-01-10 22:30)