開店準備は大忙し！開店後は...

　　　　　　　　　　

石けんとキャンドルのお店が開店して一週間以上、売り上げはなんと...

ゼロ

でございます。まあ予想はしていたことなのでさほど驚きはしませんが、お店の女の子達はヒマを持て余している様子。仕事をさせたいのですが電気代がかかる、との建物のオーナーさんの意見で、エレクトリックストーブが使えないため、ワックスが溶かせず、制作することができません

そんなわけで、今日はお店が出来るまでの様子を書いてみようかなと思います。

先ずは、エンジェルマリンのスタッフの応援を要請。先ず候補に挙がったのはマッチョなボートマンのエンちゃん。ボボールから出稼ぎに来ていて、普段はボートの上やスクワッター地区で寝泊りをして頑張って働いています。そのエンちゃん、タクシー初体験。そ～っと携帯のカメラで様子を隠し撮り。

落ち着かない様子でドアにある窓を開けるハンドルをず～っといじってそわそわしていました。

　　　　

さて、お店に到着。いわゆる“長屋”のような感じ。とりあえず掃除から...。突貫工事だったらしく、釘が出ていたり壁がささくれ立っていたりしていました。

もう1つの部隊はお店に必要なものを買いにシューマートへ。

　　　　　　　　　　

だれだ、この忙しいときに植木鉢かぶって“コンバット～”とか言って遊んでる奴ら...。

　　　　

大量の白い布地を買ってきて、簡易ミシンで縫製して壁全体を覆います。

　　　　

その後ガラス棚をつけたり、ドアカーテンをタペストリーのように飾ったりしました。このドアカーテン、シューマートで見つけたのですが思うようなサイズと数がなく、工場に電話をしてオーダーしたら“一週間かかる”と社員の答え。“社長さんいる？電話替わって！”と電話口に社長さんを出してもらい、直談判。“工場は休みなんだよね～週末だから”と渋る社長さんを口説き落とし、一晩で仕上げていただきました。しかも、“取りに行く時間ないから配達して～～～”と頼んだ挙句、配達してもらったのに“もうちょっと安くならないの？”と無理難題。...いやもう、立派なオバタリアン昇格です

ここで、スタッフの1人が“帰ってもいい？”と。そうね、5時ですからね。仕事が残っていても時間で帰るお国柄です。郷に入っては郷に従え...というわけで、はいはい、どうぞ。ダメといっても帰るでしょ、とはらわたが煮えくり返りそうになるのを堪えてスタッフ全員を帰し、1人残っての作業。

 

その後ディスプレイを仕上げ...商品を棚に並べたりしてなんとか終了。

　　　　　　　　　　

キャンドルに灯りを入れて、一息ついたときにはもう夜も更けていました。

 

 

コメント 2

お疲れ様でした！
あの布の裏はこんなにむき出し状態だったんですね・・・
とても素敵に出来ててびっくりしました！
販売はこれからですからね～　頑張ってくださいね！
そうそう！先日購入して帰ったソープディッシュ
あっ！っと言う間に完売！（倍以上の値段で売ったのに・・・）
売れないと踏んでいたドリアン君はお口あんぐり・・・
あぁ～こんな事なら１箱買って帰るんだった・・・がっかり・・・・

先日とても興味津々な石鹸のHPを見つけました！
薬学博士の書かれたHPでオイルを入力すると成分表示が出てくる素晴らしいデーターがダウンロードさせていただけるのですが（もちろん商用は禁止）
内容も濃く　今のカリスマ化してる本や情報も詳しく分析されていて
勉強になりました・・・
販売になると・・・色々問題もあるし・・・
なんだか最近楽しく石鹸が作れなくてブルーです・・・
by Teguri (2006-02-05 00:27) 

Teguri様
ソープディッシュ、売れ行き好調でよかったです。
都内の雑貨屋さんでは￥1,500とかの価格で売っているようですよ。

ところで、彼のＨＰとっくにご存知かと思っていました。石けんつくりをする人たちなら、彼こそがカリスマといっても過言ではないかと思います。
ただ、数値が微妙に(他のものもそうですが）違うので、頼りきりになるのはどうかと思います。

お気楽にぐるぐるしているうちは楽しいと思うんです。私もそうでしたから。でもそれを“売る”となると大変ですよね。そういうときは自分は何のために石けんを作り始めたんだろう？と原点に戻って考えてみてください。決してお金を儲けるために始めたのではないのなら、何のためらいもなく“販売をやめても石けんが作り続けられる”はずですよ。もし、どこかに“趣味の延長でちょっとお小遣いがかせげたらいいな”という気持ちが出てきているのであれば、一旦時間を置いてみることも必要かもしれませんね。
by せしりあ (2006-02-05 09:23)